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2007年9月15日 (土)

年金記録漏れ5,000万件?そんなの関係ねぇ〜

 安倍首相の退陣を民主党の小沢代表は、施政方針演説後に代表質問を受けないまま退陣するのは無責任だと批判しています。

 これはもっともなことですが、小沢さんが衆院選に勝って首班指名を受けずに管代表代行か鳩山幹事長に前代未聞の禅譲をしても?驚かない感性になってしまったのは私だけでしょうかwink

 基本的に政治向きの話には興味ないのですが、こと社会保険のことになりますとそういうわけにはまいりません。

 社会保険庁が出鱈目なのも、正職員が働かないのも、よく承知していますが、年金制度や財政そのものが出鱈目だから多少の汚職や無駄遣いは当然と思っていたのかもしれません。

 この国の役所は、いわゆる縦割りで横のつながりは余りないようです。それは毎年発行される○○白書も同じです。省益あって国益なしといわれますが、横の繋がりと少々の想像力があれば、恐ろしい現実が浮かび上がってきます。

 厚生労働白書を基に少し考えてみましょう。

 平成18年度版の厚生労働白書によりますと、社会保障の公費負担の見通しは、平成18年度で28.8兆円、10年後の平成27年度で41兆円で年平均1.2兆円増加することになります。

http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/06/dl/1-3a.pdf

 但し、公費負担の全額が国の負担とはなりませんで、現行の負担率が約71.43%であることを考えますと、国庫負担は年平均0.9兆円増加することになります。

 他方、平成17年度の確定税収は49.1兆円、発行額のうち国債費は18.7兆円です。
 
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/003.htm  

 この数字を当てはめてみますと、国の税収(企業とすればフリーキャッシュ)から固定的支出(過去の蓄積から変えられない部分)である社会保障費と国債費を引きますと、わずか9.8兆円です。

 これでもかなり窮屈coldsweats02だと思いますが、社会保障の国庫負担は、毎年0.9兆円増えるわけですから、国債費が現状を維持できると仮定しても、11年後には、現状の税収では予算が組めなくなります。

 実際には、国債費も増えますし、他の支出もあるのですから、ここ数年で予算が組めない事態に陥る可能性は高いと思います。

 民主党が言うような「徹底した歳出の見直し」で可能な状態でないこと間違いありません。

 舛添大臣、長妻代議士、年金記録問題もいいですが、本当に大事なことは他にあるんじゃないですか?国政調査権なんてなくてもわかってるんじゃないですか?

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