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2008年2月

2008年2月25日 (月)

プロフェッショナルになるための「10年ルール」

最近、採用面接をする機会が多くなり、自ずとキャリア形成について考える機会も増えました。資格学校のマーケティングが成功したためか?スキル、コンピタンシーとかの言葉が一人歩きして、転職やマルチキャリアを奨励する即席のキャリア形成?が氾濫しているようです。

即席のキャリアなんてあり得ないのですが、一所懸命に働くのは、時代遅れというか、乗り遅れる感じの風潮があるようです。三度の転職の末、資格商売で独立した私が言うのも説得力がないかも知れませんが・・・。

そんなことを考えているときに、「経験からの学習−プロフェッショナルへの成長プロセス」という本に出会いました。小樽商科大学ビジネススクール准教授 松尾睦 先生の著作です。

松尾先生は、専門職大学院で「顧客志向経営」の講座を担当され、営業における成長プロセスを研究対象にされておられます。その研究の成果として「10年ルール」を提唱されています。

「10年ルール」は、もともとスポーツや芸術の分野の熟達者を対象にしたものだそうですが、自動車販売会社と不動産販売の営業担当者のサンプル調査においても、その営業スキルが業績に直結する傾向は10年以上のベテランに多く見られることが確認されたそうです。

当然、新人や経験の浅い人でもトップセールスになる方もありますが、個人のキャラクターや勢いの依存したものかもしれず、必ずしも営業スキルとの相関は認められません。
つまり、一般的には業績に結びつくスキルを身につけるためには、10年程度の経験が必要とされることになります。

松尾先生は、「熟達の5段階モデル」を提示し、レベル3の「一人前」で約5年、レベル5の「熟達者」で最低10年と指摘しておられます。

レベル1の「初心者」やレベル2の「上級ビギナー」のところで、キャリアチェンジを考える方が多いと感じます。その組織を飛びだそうとするくらいですから、自信もあって、結構、上手くやってこられたと思いますが、とてももったいないと感じますshock。スローフードならぬ「スローキャリア」の発想が必要ではないでしょうか?

松尾陸先生のプロフィールはこちらから
http://www.otaru-uc.ac.jp/~mmatu/

「経験からの学習−プロフェッショナルへの成長プロセス」はこちらから
http://www.honya-town.co.jp/hst/HTdispatch?nips_cd=9980911115



長崎ランタンフェスティバルに行ってきました!

来年は長男も就職で、もっと遠くに行きそうですから、何となく家族揃うことが多くなりました。

開業して9年、家族でどこかに行くなどということは、「我が輩の辞書」には消えかかっていたのですが、ここのところ連発です。これもお陰様ですsmile

長崎ランタンフェスティバルは二回目ですが、日曜日の夜、行きましたので、ちょうど良い混み具合sign02でした。胡弓の演奏などアトラクションも終わっており、お店も閉まり始めて、ちょっと残念でしたが、角煮饅も二回食べましたし、びわドロップスや捻り菓子も買い込んで、震源地sign02の娘は大満足smileのようでした。

今回は見られなかったのですが、胡弓や琵琶の生演奏はお奨めです。たまたま人の流れに押されて立ち寄ったのですが、大陸に繋がる港町・長崎の風情を感じ、聴き入ったのを覚えています。

それにしてもランタンを背景に撮るのは難しいですねshock。マニュアル設定できるデジカメを持って行ったのですが、夜景モードみたいなものが付いていませんから、勘でやるしかなくて往生しました。PowershotG9が欲しい今日この頃ですsmile

2008年2月24日 (日)

いよいよ施行間近!改正パートタイム労働法



改正パートタイム労働法が、来る4月1日から施行されます。

パートタイム労働者であっても、その働き方が通常の労働者と同じ状態であれば、その取り扱いについて、差別的取扱いが禁止されます。

通常の労働者と同じかどうかの判断基準は、次の三点です。
�職務の内容が同じ(業務の内容・責任の程度)
�人材活用の仕組みや運用などが、全雇用期間を通じて同じ
�契約期間が実質的に無期契約

その程度により、4段階に分けて、対応すべき事項が変わってきます。

いつものことですが、労働法の改定は、中小企業により大きなインパクトがあります。今回も同様だと思いますangry

大企業であれば、等級制度や職務分掌もあり、流通業などを除くと正社員とパートタイマーの間には明確な差違があると思います。

しかしながら、中小企業におきましては、正社員とパートタイマーには労働時間の長短以外に大きな違いがないのが現状ではないでしょうか?

ひとつには、中小企業の一般社員の生産性の低さがあります。これはマニュアルやシステムの不備に起因しており、社員の資質(素材)に依存する状況に起因する企業の地力の差かもしれませんsad

他方、パートタイマー、特に女性は、いわゆる育児によるM字カーブを反映して、勤務経験も能力も十分な方が多く労働市場に供給されています。中小企業においては、正社員よりはるかにリクルート上の可能性がありますsmile

人材の逆転現象ある中で、もともと中小企業の仕事は、細分化されておらず、できる人に仕事を配分する」という至極当然のことをしますから、勢い正社員とパートタイマーの垣根はなくなりがちですshock

「同一労働同一賃金」は、労働法の大原則です。また、パートタイマーの活用も、企業存続に不可欠なイッシューです。この両立を経営課題と捉えて取り組む中小企業が「明日の勝者」になることは疑いがないと思いますsign01smile




2008年2月22日 (金)

公開セミナーやります。

来る4月9日(水)に「リスク最小!企業存続のための就業規則」と題したセミナーを開催します。

人事・労務管理の最前線におられる中小企業のオーナー、経営者の方に、是非お越しいただきたいと思っております。

企業は、社会的存在理由=顧客満足があってはじめて立ち上がることができます。経営環境に柔軟に対応しながら利益・キャッシュフローを生み出し、更に新たな顧客を創造することで企業存続が実現されるのです。企業存続がないと、昇給も賞与も福利厚生もありえません。

昨今、従業員満足(ES)が再び人事のキーワードになってきていますが、若年層の採用難や法令遵守の観点(反面としての内部告発の問題)の対処としては有効かもしれませんが、いわゆる衛生要因に過ぎず、企業業績向上に結びつくとは言えません。

よく「やる気のでる就業規則」<sign02なるタイトルを耳にしますが、私は嘘だsign01と思っています。就業規則は衛生要因であり動機付けにはなりません。

この一定の限界を踏まえて、それでも就業規則には、大きな役割があります。一所懸命に頑張る経営者や社員が事業に打ち込める環境を作ることを念頭に考えて、現時点での「回答」を示したいと思っておりますsmile

2008年2月15日 (金)

誕生日からバレンタインまで

2月13日という誕生日は、バレンタインの前日ということもあって、うやむやにされることが多くて、子供の頃から苦渋shockを味わって参りました。実父と誕生日が同じで、家族中に2月生まれが多いものですから尚更です。今年は、夜の巷に出ることもなく、家で丸いケーキでお祝いです。子供が子供といえない年齢になってくると丸いケーキより実を取ることが多くなり、久々に娘も楽しげにナイフを入れていました。


サントリーのショコラ講座に行ってからというもの何となくチョコレートに縁があります。今年は結構豊作で感謝です。スタッフや元部下sign02から気をつかっていただきまして申し訳ありませんsmile。自分にご褒美が流行のようですが、諸物価高騰の折、本当にありがとうございました。


ワイングラスに取っ手がないような変な格好のグラスですが、サントリーが水割り専用に開発したものです。舌のどの部分がどの味覚を感じるかを研究して、ウィスキーの甘みが強調されるように設計されているそうです。ロックで飲むことが多かったのですが、最近ではγGTPの問題もあり加水して飲むように心がけておりまして、このグラスは結構気に入っております。やっぱりショコラよりウィスキーでしょうか。次男が山崎をプレゼントしてくれるとのことでしたが、未成年は買えないらしく、今のところまだ届いておりませんshock


基本的にスイーツというものは、家内と娘の胃袋に収まるのですが、旦那(親父)にご褒美の形式で、その実、自分にご褒美を買うという構図になっているようです。中々、何かの理由付けがないと買えないもののようですね。頑張って稼がないとwink

小冊子「社員の『自主性』を作る《素)》」

私どもの事務所では、不定期ではありますが、小冊子を発行しています。

日頃からマネジメントに関する知識を涵養することで、雇用環境の改善やトラブルを未然に防ぐことに役立てていただくことを目的としています。

経営者の方なら、資金繰りや税金のことは、創立時からご苦労されており、自ずと関心を持たれますが、「人」に関する問題は後回しになりがちです。何らかのトラブルが発生して初めて対策をshock、というケースが少なくありません。

すべてに共通のことかも知れませんが、ある日突然出現したと思われる問題も、深く静かに潜行し、時間を掛けて進行し事態は悪化しているものです。

特定社会保険労務士の使命は、もちろん実際に起こったトラブルを解決することもですが、その防止や労働環境の改善についての啓蒙も大きな部分を占めると思っていますsmile

本小冊子は、個人的なリーダーシップで動く組織から《組織的に動ける組織》へ、経営の舵取りをしようとされる経営者の皆様のためのドキュメンタリー・ストーリーです。
 個人的組織から企業的組織への移行は、もはや経営の至上命令かも知れません。「社員30名の壁」を痛感されている経営者の方には、ぜひお読みいただきたいと思っております。

 興味をお持ちの方は、下記よりお申し込みください。無料でお送りします。
http://www.e-roumu.com/

2008年2月 7日 (木)

水仙の花に立春をみる

 立春とはいえ寒いですねshock。寒さに負けて、ずっと散歩をさぼっていました。

 夜型人間の私ですが、寝不足が続いて宵寝が爆睡で朝までになり、5時前に目が覚めてしまいました。

 取り貯めていたビデオをチェックするのも飽きてきたので、朝の用意で忙しい家族を横目に、久々のじじ散歩に出ました。

 ixyを持って、立春の風景を求めて、いつもの道を歩きますが、ここのところの冷え込みで殺風景そのもの、諦め掛けて戻ってきたら、我が庭先に水仙が綺麗に咲いています。

 出かけた頃は、まだ暗かったので気づかなかったのでしょう。正に灯台もと暗しです。濃い黄と淡い黄の花弁は、春らしい色彩です。

 おそらく水仙は、昨年も一昨年も咲いていたのだと思いますが、心にとめず過ごしてきました。少しゆっくり歩いて、見ようとしないと目に入らないものですね。

 

大人のためのシングルモルト&ショコラ講座に参加しました

5日にハイアットリージェンシー博多で、サントリー主催の「大人のためのシングルモルト&ショコラ講座」があり、参加してきました。

ショコラコンシェルジェとウィスキーアンバサダーの二人の先達を得て、モルトとショコラの「マリアージュ」に挑戦してきました。

酒はもちろん、大凡、食べ物について「美味しい」と「非常に美味しい」の二段階しか語る言葉を持たない似たもの夫婦には、中々に困難な課題でしたが、十分に楽しめました。

「本日のマリアージュ」として五つの組み合わせの例示があり、美味しくいただきました。

 ショコラとしては、パスカルカフェのシトロン(写真左)が印象に残りました。柑橘系で酸っぱいショコラは初めての味でしたsmile

パスカルカフェはこちらから
http://www.pascalcaffet.jp

モルトとのマリアージュとしては、ボウモア12年とルショコラドゥアッシュのカプチーノ(写真手前)の組み合わせが気に入りました。いわゆるスモーキーな味わいの組み合わせで、とても美味しかったですlovely

ルショコラドゥアッシュはこちらから
http://www.lcdh.jp/

門外漢だとしても、何事にも最初はあるわけで、気楽に参加できる機会がれば、楽しみも広がると思います。主催のサントリーに感謝です。今後もこのようなチャレンジを企画していただきたいと思います。



期限迫る!税制適格退職年金の見直し

 最近、また退職金制度の見直しのご相談が増えてきました。ひとつには、65歳雇用義務法制化による問題があり、もうひとつには税制適格退職年金制度の廃止・移行の問題が背景となっています。

 税制適格退職年金制度は、1962年に法制化され、
�15名以上の対象者で加入できる。
�掛け金が全額損金処理できる。
等により、多くの中小企業に採用されてきました。

 ご存じのことと思いますが、同制度は、2002年の改正により廃止されており、既存の制度についても、2014年3月迄に廃止するか?他の制度に乗り換えるか?決めなければなりません。

 同制度の見直しが、ここに来てまた盛んになったのは、
�運用成績が改善し、積み立て不足額が減少した。
�確定拠出年金(DC・日本版401K)や確定給付年金(DB)等の乗り換え商品が出揃った。
�65歳雇用義務化により賃金コストの削減に迫られた。
�社員説明や官庁の許認可等の移行スケジュールを考えると期限が迫っている。
等の理由によるものと思います。

 退職金制度の見直しで、少々残念sadに思うことは、積み立て方法や節税等、財務的な問題からのアプローチが多いことです。退職金は、月例給与、賞与に次ぐ第三の賃金であり、本来、人事・労務管理の視点から検討されるべきものです。

 きっかけはともあれ、本質的な論議がなされることが望まれますsmile

厚生年金基金の見直しについてはこちらから
http://mroumu.exblog.jp/7885624/


2008年2月 1日 (金)

就業規則改定は今がチャンス!

 労働契約法が間もなく施行されます。同法の内容については、下記にまとめていますので、ご確認ください。

労働契約法の内容についてはこちらから
http://mroumu.exblog.jp/

 同法においては、就業規則の改定にあたり、一定の要件を満たし合理的なものである場合は、変更後の就業規則による労働条件が労働契約の内容となることが明記されました。

 法施行については、使用者の義務を強化した部分もあり、様々な法解釈や規則、通達等が出ることが予想されますが、これを先取りする形で、施行前に就業規則の改定を行えば、その制約を受けずに行えます。

 不払い残業の問題や古い退職金規程の見直しなど、人事・賃金制度の改定をお考えの企業には、好機の到来と言えるかもしれません。smile

 何れにしましても、新しい法律の制定前後は、労使双方に就労ルールを見直す機会です。単に法律論議に止まらず、本音で語り合うことで、様々な問題が解決できるのではないでしょうかsign02smile