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2008年10月 5日 (日)

状況変化に対応したリーダーシップ理論

以前触れました三隅二不二のPM理論や R.R.Blake とJ.S.Moutonによって提唱されたマネジリアル・グリッドでは、仕事(業績)と組織(人)の二要素からリーダーシップ論が展開されました。

PM理論では、いわゆる「PM型」で仕事にも組織維持にも関心の強いリーダーが、最も良いとされましたが、これは当然のことといえると思います。

他方、状況が変われば、必要とされるマネジメント・スタイルも変わると考えるのが必然です。この状況の変化によるマネジメント・スタイルを、部下の成熟度の視点から分析したのが、P.HerseyとK.H.Blanchardで、二人の理論は、SL理論(Situational Leadership Theory)と呼ばれます。

この理論では、効果的なマネジメント・スタイルは、部下の成熟度(能力×意欲)によって決まるとしています。

二人は、部下の成熟度を次の四つの段階に分類しました。
状況� 能力も意欲もない低いレベル
状況� 能力は低いが意欲のある普通のレベル
状況� 能力は高いが意欲のない普通のレベル
状況� 能力も意欲も十分ある高いレベル

他方、リーダーシップスタイルは、指示的行動協労的行動に分類しました。
指示的行動とは、目標達成のために部下に細かく指示や命令を出す仕事重視の行動で、PM理論のPに当たる行動です。
協労的行動とは、部下とのコミュニケーションを重視したり、職場の雰囲気を良くするための気配りなど人間関係重視の行動で、PM理論のMに当たる行動です。

指示的行動と協労的行動を組み合わせると、上図のように4つのリーダーシップスタイルが出来上がります。

�指示的リーダーシップ
→細部にわたって指示・命令する完全なリーダー主導型
�説得的リーダーシップ→指示的行動も協労行動も強い不完全なリーダー主導型
�参加型リーダーシップ
→協労行動の割合が高く、指示的行動が少ない不完全な部下主導型)
�委任的リーダーシップ
→指示的行動も協労行動のどちらも弱い完全な部下主導型

そして、状況�には�指示的リーダーシップ、状況�には�説得的リーダーシップ、状況�参加型リーダーシップ、状況�には�委任的リーダーシップが、それぞれに最適と結論付けています。

状況�から状況�に進む際に、意欲が低下するのには、少々違和感があるかも知れませんが、二人は、責任の高まりや経験不足による不安が一時的に部下のモチベーションを削ぐshock指摘しています。このことは、皆さんにも心当たりのあることではないでしょうか。

さて、皆さん(又は皆さんの組織)は、どの状況にあるでしょうか?

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