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2009年3月

2009年3月23日 (月)

助成金は貰わないと損?

Img_0316s もらわないと損をする?

 

 助成金は、貸し付けや債務保証と違い返済する必要はありませんから、確かにもらわないと損と言えるかもしれません。

 

 しかし、助成金の目的から考えますと逆の答えにもなります。助成金は、政府が、企業が一般にやりたがらない施策を採用するための誘因=撒き餌とも言えます。

 

餌に釣られますと大きな損害を被る恐れもあります。

こんな笑えない例も

 

 コンサルタントから継続雇用定着促進助成金の受給を勧められたA社、確かに50歳代後半の社員が多く、助成金の額も見込めるので申請することにしました。

 このコンサルタントは、助成金のため就業規則の条文を一つ変更しただけ(定年年齢60歳→65歳)で、他の対応は全くしませんでした。確かに助成金だけならこれで大丈夫なのですが・・・。

 A社は、事業承継を控えており、人心一新には定年制の位置づけは重要でした。新人の採用や若手社員の登用には、定年退職や継続雇用制度の活用は不可欠だったのです。

 

 定年年齢を上げただけで、退職金規程も賃金規程も必要な変更をしなかったばかりに、助成金額を何倍も上回る人件費の負担増加に苦ことになりました。

 結局、就業規則を再改定し、60歳以降の賃金再設定の仕組みを後付けすることになり、良好だった労使関係に陰を落とすことにもなったのです。

戦略的に考える

 助成金のために、会社の経営理念や人事政策に合致しない施策を採用することは愚かなことであり、僅かな助成金のために社員のモチベーションを損なう重大な結果を招きかねません。助金先にありき」はあまりに危険です。

 

まず、自社がとるべき人事・労務管理の方針に照らし、それに合致する政策=助成金があるのかを考えるべきです。助成金は、カンフル剤=一時凌ぎに過ぎません。わざわざ回り道までして取る必要はないのです。

 

当事務所は、助成金申請はもちろん、その結果として発生するメリット・デメリットを指摘し、対応策をご提案することができます。

景気の後退局面では、様々な助成金が設定されます。そう意味ではチャンスでもあります。まずは、ご相談ください。

再び助成金の季節到来

Img_0282s 不景気なりますと助成金は花盛りsign02ですが、この光景はいつか見たような気もします。

事務所を開業した1999年(平成11年)の日本は、不良債権問題を抱え金融不況の真っ只中でした。

時の小渕首相が雇用刺激策として打ち出したのが、いわゆる中小企業雇用創出人材確保助成金です。300万円の投資で新事業を立ち上げれば、最高で約2,000万円の賃金助成が受けられるというもので、正に助成金バブルともいうべきものでした。

小渕首相の金融政策については、野党案を丸呑みした金融機関救済などマクロ政策としては、そのスピードや規模から評価する向きも多く、ここ数年の首相と比べますとさすが本格政権だ言わざるを得ないでしょう。

ただ、この助成金に関しては、金を目当てのいかがわしい俄起業家コンサルタントと称する助成金屋が暗躍して、バラマキ政策の不合理さ、ここに極まれり感がありました。

我々、社会保険労務士の中にも、道を踏み外した者がいたことも、残念ながら認めざるを得ませんbearing

職業倫理という面からもそうですが、顧問先企業と長期にコミットし、存続・発展に貢献する者として、何が大切かsign02 再確認すべきときが来たようです。

2009年3月19日 (木)

「雇用調整助成金」さらに要件緩和へ

Img_0250s 雇用調整助成金の要件が緩和され、中小企業でも利用しやすくなったことは、先日のブログにも書きました。

厚生労働省は、与党の「新雇用対策プロジェクトチーム」の会合で、雇用調整助成金の支給要件を緩和し、休業者が残業を行った場合でも休業時間から残業時間相当分を減額しないようにする方針を明らかにし、通達が出される見込みとなりました。

不意の受注に対応するため、残業するとその分が休業から控除されてしまうので、苦労して助成金を申請しても、結局、不支給ということも多いのが現実でした。

この通達により、不意の受注に対応するため生産計画が立てづらい中小製造業にとっては大変な朗報になると思います。

また、いままで対象となりにくかった業種へも適用範囲が広がことになると思います。

昨期まで最高益、今期は大赤字の極端な業績の会社も多いことと思います。定昇どころではない状況の中で、この危機をしのぐため、雇用調整助成金の活用を検討されてはいかかでしょうか?

2009年3月16日 (月)

社労夢ハウスに加盟しました。

Img_0105_2 この度、弊社は、社労務ハウスに加盟しました。

単独の社労士事務所では、対処が難しい次のような点を改善し、顧客サービスを向上することが目的です。

①情報セキュリティの確立

②情報発信の強化

③ASPによるソフトウェア提供

④ネットワークを活用した顧客との情報共有化

⑤電子申請をはじめWEBを活用したコストダウン 等です。

加盟にあたり、ご挨拶として次の文章を寄稿しました。ご一読いただければ幸いです。

「昨年夏のリーマンショック以来、人事・労務管理について議論されることが多くなりました。残念なことですが、人事・労務管理が話題に上るのは「不況期」で、憲法第25条の生存権マズロー的底辺の問題で論じられることが多いと感じます。

また、テレビや新聞をはじめ、その話題の中心は、大企業の動向や施策の是非であり、中小企業の人事・労務管理に正面から向き合った報道や論評は中々ありません。

2008年版の中小企業白書によりますと、日本の中小企業は、企業数・事業所数で99.7%、従業者数で69.4を占めます。九州地区に絞りますと、企業数・事業所数で99.8%、従業者数で83.0を中小企業が占めています。映画の台詞ではありませんが、「事件は大企業で起こっているんじゃない。中小企業で起こっているだ!」のです。

日本経済という清流を維持するには、中小企業という森林中小企業家という木々が不可欠ですし、その健全性を維持するためには、人事・労務管理の確立が重要だと思っております。

中小企業には、次の特徴があります。

① 企業の成り立ちや収益性など様々で一括りにできない。

② 一般に財務基盤が脆弱で資金繰りが優先されやすい。

③ 人的資源に乏しく実践部隊がいないため、方向性・手法を示すだけでは何も変わらない。

そのため、旧来のコンサルティングサービスだけでは、解決できない課題が多く、中小企業の労務管理改善に資するには、企画立案から実行までを担う「戦略型アウトソーシング」でなければならないと考えております。

人事・労務管理のアウトソーシングを提供する企業は、そのほとんどが収益性の大きい大企業向けのもので、中小企業を対象としていません。

社会保険労務士は、顧問契約により、労働法や被用者保険各法の専門知識やサービスを提供し、起業から成長期、老年期まで長期のコミットメントが可能です。中小企業の個々の実情に即した戦略型アウトソーシング」を展開するのに最適な士業となり得ると自負しております。

弊社は、経営理念に「中小企業のための人事マネジメント№1企業」を掲げて、日々、中小企業の人事・労務管理確立に邁進して参ります。志を同じくする中小企業家やその社員の方々と出会い、ご一緒に仕事ができる幸運を待ち望んでおります。」

2009年3月14日 (土)

TENDER №9

Img_0264s 今回の東京出張は、二次補正で新設された助成金の情報収集やビジネスブレークスルー大学院大学、社労夢ハウスのセミナー参加などが目的でした。

東京に出張すると必ず立ち寄るのが、銀座のバーTENDERです。

銀座の名店といわれた「ロオジェ」で23年間チーフバーテンダーを務めた上田和男氏がオーナーのお店です。

上田氏は、オリジナルカクテルを250種類以上お持ちのようですが、写真のものは「TENDER №9」と言いまして、開店9周年に因んで作られたもので、現在創業12年なので店の名を冠したカクテルは12あるそうです。

私の事務所も10年目、満9年なので、「 №9」をお願いしたわけです。

ハードシェイクの柑橘系で、さわやかなカクテルです。血圧の薬の関係で、グレープフルーツはNGなのですが、今日ばかりは解禁です。

同氏の輝かしい経歴からすると、開店12年というのは短いような気がしますが、余り自分の店を持つことに強い拘りはなかったそうです。カクテル選手権への挑戦やチーフバーテンダーとして働かれていることで満足で、「ロオジェ」の閉店により押し出される形で開業されたとのことでした。

「シェイカーを振って満足で気楽なものだった」

「売り上げがどうかとか、利益がどうの全く考えなかった」

とチーフバーテンダーの頃を自嘲的に仰っていました。白のタキシードと気さくな笑顔が絶妙なバランスで、いつも来てよかったなと思います。

バックバーにあしらわれた大理石は、、「ロオジェ」の取り壊しのときに持ってこられたものだそうで、同氏の思い入れを感じます。

250種類以上のオリジナルと12種類のTENDER、私の事務所もかなりの後方からですが、オリジナルを追い求めて行きたいと思っています。

2009年3月11日 (水)

中小企業にはブランド作りの可能性が溢れている!

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年明けから何かと慌ただしい展開ですが、個々の事象に拘泥することなく、やや上目がちな目線未来傾斜は維持したいと思う毎日です。

私の社会保険労務士としての使命は、中小企業の人事・労務管理の確立」だと思っております。

経営者やマネージャー、又それを目指す方たちと価値観や問題意識を共有するため、毎月、経営レポートを配信しています。

ご興味のお有りの方は、下記のアドレスへ、「レポート希望」と書いてメールをください。PDFで返信します。

matsuda@e-roumu.com

活力ある組織運営を考えるシリーズ⑤

『個性の追求』が生むブランド戦略

【1】厳しい経営環境に立ち向かうために

【2】事業承継への不安と信念

【3】妻の“何気ない一言”が生んだヒット商品

【4】親子二代で“個性”を追求したS社

【5】企業ブランドの核心とは?

【今月のハイライト】

厳しい経済環境は、いまだに出口が見えない状況です。しかし、このような状況下においても、堂々と黒字経営を続けている会社は存在するものです。そこで今月のレポートは、“ブランド”をテーマの中心に据えて、ある地方の小さな会社がブランド構築に成功したその過程を探ってみました。

2009年3月 1日 (日)

未曾有の危機には未曾有の対策を

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「従業員の手取りを減らさずに賃金カットする方法」と題するセミナーを3月24日(火)15時よりアクロス福岡606会議室で開催します。

内容も内容ですから、社長・企業オーナー限定で行います。

本セミナーは、実践する社長のために即効性ある対策をご提案することを目的としていますので、勉強好きな方には不向です。

米国の金融危機に端を発する世界同時不況は、類をみないスピードで九州経済にも大打撃を与えており、「未曾有の危機」を迎えようとしています。未曾有の危機には、「常識を越える対策」が必要であり、社長の決断が求められています。

ブログをご覧で参加希望の方は、下記のメールまでご連絡ください。
先着5名様まで無料でご招待します。

matsuda@e-roumu.com