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2009年4月 2日 (木)

リーダーシップ再考

Img_0343s パソコンを換えたたところ、ブログとの相性が悪く、画像が更新できずにおりました。

十日も経つと一昔前のような昨今ですが、WBCについて少々書きたいと思います。

日本中、大変な盛り上がりでしたが、試合がウィークデイの昼間にあったこともあり、携帯電話のワンセグ機能の有り難さを思い出したのは、私だけではないと思います。

今回のWBCで一番印象に残ったのは、原辰徳監督の采配です。作戦面では、いろいろなご意見、ご批判はあろうかと思いますが、リーダーシップとは何か?という視点で考えてみたいと思います。

思えば、原監督ほど、その実績が過小評価されている野球人もいないかもしれません。甲子園、神宮のヒーローとして若大将と呼ばれ、ジャイアンツに入団してからも4番サードで活躍、実働15年で通算1675安打、382本塁打、1093打点の成績を残しました。監督としても実働5年でリーグ優勝3回、日本一1回の実績を誇ります。

黄金時代のライオンズと落ち目のジャイアンツの対比の中で、負けチームの四番打者のイメージを引きずってしまった感がありますが、チームの旗印として戦いに臨む厳しさを誰よりも知っているのが原監督かもしれません。

長嶋JAPAN、王JAPAN、星野JAPANときて、サムライJAPAN。「大物の時代が終わって小物の時代になったから」などと皮肉に言うひともありますが、空母の時代に大艦巨砲主義に拘った守旧派のようなものでしょう。

野村監督は、今回の代表監督の課題として、「イチローにいかに気分よくプレーさせるか?」を挙げておられました。

それは、いかに侍大将=リーダーの活躍を引き出すか?と言うことかもしれませんが、野村監督も評価されたように、それはうまく行ったようです。

それどころか、もう一歩先のリーダーシップの世界に導いたと思います。

それは、次のイチロー選手の談話に表れていると思います。

 「(必要とするチームとしての共通認識は)向上心です。チームには強いリーダーが必要という安易な発想があるようですが、今回のチームにはまったく必要がなかった。外からはリーダーのように言われたが、全くそんなことはなかった。それぞれが強い向上心を持っていれば、必要ない。むしろ、そんなものはない方がいい思いました。」

原監督と野村監督の年齢差24歳、リーダーシップ像にはかなりの違いがあるように感じます。それは指揮する選手の気質や技術レベルの差でもありますから、現代日本の野球はそれほど高いレベルにあるのでしょう。

今後、組織は、そのレベルの違いこそあれ、自律性多様性(ダイバーシティ)がキーワードになると思います。

ラグビー日本代表の元監督・平尾誠二氏が、理想のチーム状態を「一糸乱れぬアドリブ」と表現されたことがありますが、相通じるものがあると思います。

28年前、私は、開幕第二戦の後楽園、ライトスタンドに居ました。新人の原選手が中日ドラゴンズの小松投手から放った打球は満員のライトスタンドへ。逆転アーチとともに新しいスーパースターの誕生に熱狂したものでした。

やはり原は凄かったsign03

何はともあれおめでとうございます。

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