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2009年11月19日 (木)

返済猶予法案、衆院可決。バンカーはナンカー?

Img_0403 いわゆるモラトリアム法案が衆院を通過したそうです。

平成の徳政令といわれる本法案は、必ずしも筋の良いものではないと思いますが、いかがでしょうか?

返済を猶予されても、借入金は減るわけでもなし、やむを得ないケースはあるにしても、歯を食いしばってでも払っていかないと、カンフル剤に負けてしまうような気がします。

中小企業経営者や個人事業主について、事業に一度躓いたら、丸裸にするような過酷な制度こそ、先ず改めるべきでしょう。

上場企業ですら、企業寿命30年と言われる中で、延べ数千人の雇用を確保してきた中小企業経営者が、一度の資金ショートで、身ぐるみを剥がれる代表者個人保証を当たり前のように残しながら、ニュービジネス振興など、まやかしでしょう。

亀井大臣の狂い咲きは、あと半年の命ですから我慢するとしても、大河の河口が潤うのは上流の森があるかだということを、民主党政権が理解しないならば、また四年後は政権交代でしょうか。

返済猶予法案には、「銀行自体が、独自の判断ができないために法律が必要だ」と説明する方もいらっしゃいますが、強ち否定できない面もあるようです。

中小企業融資は、保証協会保証が前提で、保証が付かないと取り組みしないとするバンカーの本領を放棄したとしか思えない有様です。

特に中途半端な地銀には、その傾向が強いようです。バブル時代は土地を見て人を見ず、事業融資が行き詰まるとサラ金化し、今や与信判断も御上に委ねたバンカーに明日はあるのでしょうか?

デビッド・ハルバースタムの代表作「ベスト・アンド・ブライテスト」は、ベトナム戦争を遂行したエリートの物語ですが、善良で優秀な人々がもたらした災禍が、平和な日本で繰り返されるのでしょうか?

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