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2010年1月

2010年1月22日 (金)

弁護士・司法書士、過払い金請求バブルの次に来るものは?

Img_0421s 最近、サラ金等に対する過払い金請求を促す弁護士事務所のテレビコマーシャルが、大変、目立つ気がしませんか?

広告規制が厳しかった時代なら考えられないことですが、東京出張の折など、電車の車内広告のほとんどが、弁護士事務所等のいわゆる債務整理や過払い金の返還請求に関するものです。

これは、規制緩和の一貫で、
①弁護士が急激に増加(1995年約15,000名→2008年25,000名何と1.6倍! 
②司法書士等の周辺士業への業務拡大等

により法曹のビジネスモデルが、企業や一部富裕層を対象としたものから、一般大衆を対象とした大量処理を前提にしたものに変わってきからだと思います。

過払い金請求バブルとまで言われてきましたが、
①元々貸し金の時効は10年、グレーゾーン金利の適用は限りがある
②消費者金融大手アイフルが企業再生を申し立てるまで業績が悪化した
③成功報酬や請求失敗等、過払い金請求を巡るトラブルが増加した
④弁護士、司法書士の申告漏れ、追徴・告発が多数に上る
など、峠は越えたと思われます。

さて、肥大化した弁護士事務所の次の一手は何でしょうか?

私は、「未払い残業代請求」ではないかと思います。

これには次のような理由があります。

①請求手法が確立されていて、弁護士事務所の職員が流れ作業で大量処理ができる。
②労働基準法の改正で、割増率が上がり、未払い部分の金額が倍増する可能性がある。
③労働審判の定着により早期に決着する可能性が大きく、請求者のリスクが減少している。
④民主党政権の成立で未払い残業撲滅は国策となる。 
⑤賃金債権の時効は2年だが、グレーゾーン金利の問題と違い永続性がある。等々

企業経営者は、「未払い残業代請求元年」とならないよう備える必要があるようです。

2010年1月18日 (月)

ニューフェイス登場!と今年のミッション

Img_0463ss 愛犬じじが亡くなってから、もう一度はあるのかな?と家族全員で考えてきました。

四十九日を過ぎ、年を越えて、様々に考えた末、ニューフェイスを迎えることになりました。

私と長女はゴールデンレトリバー派、妻はじじ派といいますか今後十年を考えての慎重派、心優しい息子たちはそれぞれに分かれてのサポート派で今日を迎えました。

結果、やってきたのは、ポメラリアンで、やんちゃな男の子♂。やはり色は黒なんですね。

名前は、ぐーちゃん。英語表記はGood Job

11年目を迎える今年は、今までの経験を踏まえて自分の考え方をまとめ、旗を立てる時だと思っています。

これからの十年は、知命から耳順に向かう実りの秋のはずで、人生で最も重要な季節でしょう。

その時季を一緒に過ごす人たちに、しっかりとした方向性、ルートマップを示すべきだと考えました。

例えば、賃金だとか報酬、規程がどうかの各論は考えてきましたが、仕事とは何か?を突き詰めて答えを出して来なかったという反省があります。

もともと問題や今そこにある危機に対応する融通無碍な自分が好きで、それはそれでこれまでやってこれた原動力だと思います。

やはりSomething missing!

今年は、自分が考える人事・労務管理=仕事の思想をまとめて、一冊の本を書き上げようと思います。

今年のミッションの一つにしたいと思います。

2010年1月16日 (土)

増えたオフィスの自席でランチ?!

Img_2135 この写真は、私にとっては、博多でのソウル・フード、びっくり亭のスタミナ焼です。

25年前、博多転勤でやってきた南福岡駅前で最初に食べたランチで、今でも時折、ニンニク味噌の効いた味を思い出して、無性に食べたくなります。

さて、最近1年間で、出勤する日の昼食を「オフィス内の自分の席でとる」と答えた人が41%に上ることが、民間企業の調査でわかったそうです。

この調査は9月下旬にインターネットで実施され、首都圏・中部・近畿圏在住の企業の正社員らのうち20~59歳の男女1,000人を対象としています。

私どものような十人に満たない事業場では、休憩室や食堂がないのことが多いでしょうから、外出して食べるか、自席で食べるかの二者択一ですから、41%という数字は、ある意味当然?と受け止めることができるかも知れません。

この調査では、職場で食事をとる機会が増えたかどうか尋ねており、「昼食」の場合、「増えた」が17%で、「減った」の5%を10ポイント以上も上回りました。

ということは、以前は7割以上の方が、外で食べていたことになりますから、やはり大きな変化があったといえるでしょう。

職場で昼食をとる最大の理由で最も多かったのは「外に食べに行くより食事代を節約できるから」(35%)で、「時間を効率的に使えるから」(22%)が続いています。

節約ニーズと効率重視である職場での食事は、昨今の不況が少なからず影響していることから、今後も増加傾向にあると考えられます。

節約ニーズといいますか、デフレ傾向は、外食にも顕著に表れているようです。

男性のランチとしては定番の「早い旨い安い」の吉野屋の牛丼ですが、BSEの影響で豚丼280円を主力に営業した頃に比較して、牛丼380円の復活で皮肉にも減収減益になったそうです。

これは、弁当を含めた外食ランチが、300円未満、500円、800円の三つの価格帯に分かれたため、ちょうど牛丼は中途半端な価格となり、利用者が減ってしまったことが原因と分析されています。

300円未満は、年収200万以下の低所得者層で、今や全体の4割を占めるそうです。

この層の支出から逆算しますと、ランチ代を含めたお小遣いは月額1万円前後で、これを平均的出勤日数で22日~24日で割りますと日当たり400円強で、Bossが一缶飲みたいとなると、昼食には300円までしか掛けられないということになようです。

以前ですと高級食材のイメージのあったデパ地下の総菜屋にも、280円弁当が登場している昨今ですが、機を見るに敏な商魂の逞しさを感じます。

デフレには批判もあるようですが、しばらくの間、需要購買者にとっては、商品選択に価格が大きな要素を占めることは間違いないようです。

供給者である企業は、どの価格帯が最もマスなのか?を理解し、またその価格帯でいかに利益を確保できるかが問われることになりそうです。

2010年1月13日 (水)

民主党の雇用保険法改正案、いよいよ国会提出へ

Photo_2 これは、2009年12月10日の朝日新聞朝刊の記事です。雇用保険の改正案の骨子が載っています。

本日、厚生労働省は、法制審議会に諮問し、法案の次期通常国会に提出すべく、準備を開始しました。

民主党の閣僚の顔ぶれを見ますと、左翼系の法曹関係者が多く、労働者保護に手厚い政策を行うことは当然の成り行きでしょう。

主な改正点は次の通りです。

(1)加入に必要な雇用見込み期間の短縮雇用保険への加入の際に必要とされる雇用見込み期間について、現行の「6カ月以上」から「31日以上」に短縮するとしています。この適用拡大により、新たに255万人が雇用保険の加入対象になると試算されています。

(2)雇用保険料率の引上げ
労使折半とされている雇用保険料率について、現行の「0.8%」から「1.2%」に引き上げるとしています。いわゆる事業主だけが負担する雇用三事業率も引き上げの予定です。

(3)未加入扱いの遡及期間の延長
保険料を納付したにもかかわらず手続上の問題により未加入扱いとなった人の遡及期間について、現行の「2年まで」から「2年超」とするとしています。

いままでは、6ヶ月以上の雇用の見込みがないと加入できなかったものが、31日以上で加入できますから、日雇い的な短期労働以外は、ほぼ対象になることになります。

これは、本来、最も失業の危険のある層を被保険者にしてこなかった雇用保険の欠落を修正するものとして、現在の雇用情勢からみて、必要なセーフティネットであろうと思います。

ただ、中小零細企業においては、「6ヶ月以上の雇用の見込みがない」との理由で加入していないパートタイマーや臨時社員等は多いことが予想されますので、保険料負担、事務負荷の増大は避けられなと思います。

給付をどうするかなど、全体像は不明ですが、4月試行ということですので、早急な法律案の開示を望みたいものです。

政府管掌健康保険から協会健保への移行の際、通達の遅れから混乱を招きましたが、ハローワークが立ち往生などということがないよう、お願いしたいものです。

2010年1月 9日 (土)

昨年の忘年会を振り返って

Img_0332ss昨年の忘年会でナンバーワンと思った料理は、大名ステージ1の無尽蔵でしょうか。

離れの個室で、ご主人のおまかせの料理をお願いするのですが、毎回、博多の海鮮を中心とした食材といい、斬新なメニューといい、堪能させていただいています。

今回の写真は、無尽蔵のメニューで行こうと思います。(話の内容とは少し離れますが、毎回のことですので、お許しください。)

Img_0336ss  社会保険労務士をしていますと、顧問先企業の忘年会に呼ばれることが多くあります。

 事務所自体は、年末年始は忙しいこともあってやりませんし、プライベートでも余りないですから、忘年会といば、顧問先様の会に参加させていただくことばかりといえるかもしれません。

よい忘年会のキーワードは、「毎年相も変わらず」ではないかと思うようになりました。

Img_0339ss ある会社では、例年、忘年会の時季になると、隠し芸の練習をしたり、ビンゴゲームの景品を用意したりしながら、年の暮れを意識して、季節を織り込んでいきます。

一年が終わり、また新に始まる心の準備をされるわけです。

一定の行動様式を、定まった時季に繰り返すことで、脳の無意識の部分に働き掛け活性化させることができると聞いたことがありますが、業績の良い会社では、意図的かそうでないかは別にして、忘年会をその機会として、上手に利用されているようです。

Img_0345ss そうは言いましても、これはいい忘年会だったと感動するには、「何か一つ新しいこと、変わったこと」がないといけないような気がします。

例えば司会者が課長から芸達者の新人に変わったり、カラオケのトップバッターが常務の十八番から若手の主任になるとか、そんな些細なことでいいんです。

営業主体の会社であれば、営業成績の発表でもいいですし、数値評価が馴染まない会社では、永年勤続表彰とか、MVPの発表でもいいし、宴会当日のベストドレッサー賞でも良いと思います。

Img_0347ss 主役の交代、そこまで行かなくても毎年、新しい変化を演出する工夫が大切なんだと思います。

準備する中で、社員皆さんの腑に落ちていくといいますか、納得しながらその変化を受け入れていくこと、逆に意外性を楽しんだりすることが重要だと思います。

企業の本質は、外部環境に対応しながら、顧客を創造し、利益・キャッシュフローを生みことです。

生物が個体の保存のため恒常性が必要なように、種の保存のために突然変異が必要なように、変わらないものと新しいもの共存という二律背反が重要です。

Img_0349ss メニューには、デザートがあったり、箸休めがあったり様々ですが、どれが主役になるかはお客様次第です。

意図と違う結果は受け入れがたい?

そうかもしれませんが、その意外性が楽しい。

みんな違ってみんないい。

多様性と多様性を演出する仕組み作りは、人事・労務管理のテーマだと思います。

皆さんの会社では、どんな工夫をなさっていますか?

久山酒店に行きました。

Img_0392ss 通勤路にある久山酒店に行ってきました。

盆、暮れに父と兄に、日本酒と焼酎を送るようにしているのですが、今年は何かと多忙で今日になってしまいました。

久山酒店のご主人は、実直そうな方で、日本酒や焼酎の造詣が深く(プロには失礼な表現かもしれません)、お任せで銘柄を決めていただいています。

香住鶴を推薦いただいたときは、少々驚きましたが、実家の地酒なので丁重にお断りしました。

でも、地元の酒を推薦されるのは嬉しいものです。できた兄夫婦に甘えて、もう十年以上も帰っていませんが、故郷とはそういうものなのでしょう。

今回、お奨めいただいた「大吟醸山の壽」は、福岡の若手杜氏の意欲作と聞いて、めっきり老いた感のある父に、何か伝わるものがあればと思い決めました。

あとで調べてみると、その杜氏は、忽那信太郎さんで、三十代前半の若獅子です。

酒蔵の山口合名会社は、八代目当主・山口郁代が若く意欲的に取り組まれているようです。

伝統的=保守的と思われがちな酒蔵の世界ですが、意欲的な技術者と経営者の出会いは、何かを期待させるものがあります。

父の感想を期待しております。

2010年1月 6日 (水)

2010年初夢は・・・

59995x 新年おめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
本年もよろしくお願い申し上げます。

中国の古典『管子』に「一年の計は穀を樹うるに如しくは莫なし。終身の計は人を樹うるに如しくは莫なし。一樹一穫なる者は穀なり。一樹百穫なる者は人なりとあります。

これは古より人という特別の資源の可能性に着目し、大事を成すには人材育成が大きな鍵となることが認識されていた証です。

経営環境が益々厳しい昨今ですが、人に対する投資の重要性が見直される契機の年となりますよう素心より願っております。

一樹百穫の心、遍く経営者やマネジャーに浸透するよう微力ながら我が事務所を挙げて取り組んで参りたいと存じます。