増えたオフィスの自席でランチ?!
この写真は、私にとっては、博多でのソウル・フード、びっくり亭のスタミナ焼きです。
25年前、博多転勤でやってきた南福岡駅前で最初に食べたランチで、今でも時折、ニンニク味噌の効いた味を思い出して、無性に食べたくなります。
さて、最近1年間で、出勤する日の昼食を「オフィス内の自分の席でとる」と答えた人が41%に上ることが、民間企業の調査でわかったそうです。
この調査は9月下旬にインターネットで実施され、首都圏・中部・近畿圏在住の企業の正社員らのうち20~59歳の男女1,000人を対象としています。
私どものような十人に満たない事業場では、休憩室や食堂がないのことが多いでしょうから、外出して食べるか、自席で食べるかの二者択一ですから、41%という数字は、ある意味当然?と受け止めることができるかも知れません。
この調査では、職場で食事をとる機会が増えたかどうか尋ねており、「昼食」の場合、「増えた」が17%で、「減った」の5%を10ポイント以上も上回りました。
ということは、以前は7割以上の方が、外で食べていたことになりますから、やはり大きな変化があったといえるでしょう。
職場で昼食をとる最大の理由で最も多かったのは「外に食べに行くより食事代を節約できるから」(35%)で、「時間を効率的に使えるから」(22%)が続いています。
節約ニーズと効率重視である職場での食事は、昨今の不況が少なからず影響していることから、今後も増加傾向にあると考えられます。
節約ニーズといいますか、デフレ傾向は、外食にも顕著に表れているようです。
男性のランチとしては定番の「早い旨い安い」の吉野屋の牛丼ですが、BSEの影響で豚丼280円を主力に営業した頃に比較して、牛丼380円の復活で皮肉にも減収減益になったそうです。
これは、弁当を含めた外食ランチが、300円未満、500円、800円の三つの価格帯に分かれたため、ちょうど牛丼は中途半端な価格となり、利用者が減ってしまったことが原因と分析されています。
300円未満は、年収200万以下の低所得者層で、今や全体の4割を占めるそうです。
この層の支出から逆算しますと、ランチ代を含めたお小遣いは月額1万円前後で、これを平均的出勤日数で22日~24日で割りますと日当たり400円強で、Bossが一缶飲みたいとなると、昼食には300円までしか掛けられないということになようです。
以前ですと高級食材のイメージのあったデパ地下の総菜屋にも、280円弁当が登場している昨今ですが、機を見るに敏な商魂の逞しさを感じます。
デフレには批判もあるようですが、しばらくの間、需要購買者にとっては、商品選択に価格が大きな要素を占めることは間違いないようです。
供給者である企業は、どの価格帯が最もマスなのか?を理解し、またその価格帯でいかに利益を確保できるかが問われることになりそうです。


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