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2011年9月27日 (火)

会社のルールを考える⑲ マネジメントの持論を持とう

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 経営者に限らず管理職になる頃には、「人間観」とでも言いますか、「人はなぜ働くのか?」に対する自分なりの答えを持つようになるのではないでしょうか?

 学者の「理論」に対して、実務家の「持論」は、マネジメントや業務の実践を通じて培った自分なりの「仮説」といえると思います。実務に耐えうることを実証された「仮説」とも言えるでしょう。

 人間観、モチベーションについての理論といいますと、D.Mcgregorの「X理論・Y理論」が有名です。

 いわゆる学者の「理論」として認識されていると思いますが、実際には、1950年代アメリカの経営管理者に対する多面的アンケートにより、当時の経営管理者の「持論」を引き出しまとめたものだそうです。

 同じ時代、同じ国、同じ管理職でも、異なるタイプの仮説があったことは、非常に興味深いと思います。どちらが優れているとか、上位だとか、善悪の問題ではありません。

 【X理論】

  ふつうの人間は生来仕事が嫌いで、できることなら仕事などしたくないと思っている

  大抵の人間は、強制されたり、統制されたり、命令されたり、脅かされたりしなければ、きちんと働かない

  普通の人間は、命令されるほうが好きで、責任を回避したがり、あまり野心を持たず、なによりもまず安全を望んでいる。

 

Y理論】

  仕事で心身を使うのはごくあたりまえのことであり、遊びや休暇の場合と変わらない。

  ひとは自分から進んで身をゆだねた目標のためには、自らにムチを打ってでも働く。

  献身的に目標達成に尽くすかどうかは、それを達成して得られる報酬しだいだが、なかでも自我の欲求や自己実現の欲求が重要である。

  ふつうの人間は、条件次第では責任を引き受けるばかりか、自ら進んで責任をとろうとする。

  企業内の問題を解決しようと比較的高度の想像力を駆使し、創意工夫をこらす能力は、たいていの人間に備わっているものである。

  現代の企業において、日常、従業員の知的能力の一部しか生かされていない。

 

 実は、X理論とY理論の真骨頂は、X理論の上司にはX理論の部下が、Y理論の上司にはY理論の部下がつく、そうなってしまうことだそうです。

 どちらがあなたの持論に近いでしょうか? 

 自分の持論に基づいたルール作りが、社員に浸透する近道です。

 

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