フォトアルバム
Powered by Six Apart

« 2012年2月 | メイン | 2012年5月 »

2012年4月

2012年4月 5日 (木)

パワースポット探訪 第6回 大湖山 安国寺

Photo

 安国寺は、大湖山とは申しますが、天神三丁目、市街地の真ん真ん中にあります。仕事で天神界隈に参りまして、山門のしずやかな佇まいに導かれて境内へ入りました。前々から気にはなっていたのですが、この日はおそらくご縁があったのでしょう。

Photo_2

 春の到来を感じさせる暖かい日で、境内の天神様の前の白梅がほころんでいました。まだまだ走りで二分咲きといったところでしょうか。桜にしてもそうですが、満開よりも蕾が残った咲き始めが風情を感じます。

 山門外の案内板によりますと、安国寺は慶長5(1600)、豊前から 筑前の国主となった黒田長政が、天翁全補禅師のために、豊前の安国寺を移したものだそうです。寛永12(1635)火災で消失し、2代藩主忠之の援助で再興されたそうです。境内には、筑前の刀工 信国一家、伝説「飴買い幽霊」の墓があります。

Photo_3
 「飴買い幽霊」については福岡市のホームページにありましたので原文のまま紹介します。

 『毎晩、丑三つ時(午前2時ごろ)になると飴屋の表戸をトントンとたたいて、若い女が飴を買いに来ます。不審に思った飴屋がある日女の後をつけていくと、安国寺の中に消えていきました。境内には新しい卒塔婆が立っていて、地中から赤ん坊の泣き声がします。寺の住職と墓を掘ってみると、亡くなった母親から生まれた赤ん坊がいました。乳も出ず、死ぬに死にきれぬ母親が幽霊となり、飴で我が子を育てようとしたのでしょうか。墓から取り出された赤ん坊も、日を経ずして亡くなりました。寺の記録によると延宝7年(1679年)のことです。今も安国寺の境内には「岩松院殿禅室妙悦大姉」と彫られた女の墓が建っています。その横にしがみつくように立っている墓には「童女」と刻まれています。』

Photo_4

伝説から三百年以上のときが流れていますが、この空間の凛とした佇まいに変わりないのでしょう。皆様にも、ぜひ訪れていただきたい場所の一つです。