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2013年1月 7日 (月)

株式会社トゥトゥモロウ 坂田 知裕社長

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ラクーンデリバリーの商号で宅配クリーニング事業を展開する株式会社トゥトゥモロウ代表取締役社長・坂田知裕氏の登場です。成熟市場といわれるクリーニング業界で、同社は、感動のしみ抜き「匠抜き」や靴みがき・修理の専門店「靴みがき隊」などファッションメンテナンスをコアに直営店だけでなくFC事業も手がけ力強い成長を続けています。同氏の起業家精神に溢れるユニークなビジネスをご紹介します。

中学生で起業を志す、すべてはその準備と心得る

先達は、北九州市の門司の生まれ。手広く土建屋を経営する祖父と港湾関係のサラリーマンの父、裕福な家庭で育ちます。新聞の求人欄を読むことが好きで、様々な仕事があり、給料も高いものもあれば低いものもあることに興味を覚える小学生、既にビジネスセンスの萌芽がみられます。中学生になると新聞配達を始め、そのころには「高校を卒業したら独立しよう」と決めていたそうです。間近で見た祖父と父の仕事の違いからか、「サラリーマンよりも面白い仕事を見つけて自分でやった方が楽しい」と思い定めます。それ以降は、高専への進学やアルバイト、大手メーカーへの就職もすべては起業の準備と考えたそうです。

マクドナルドでマニュアルの重要性を知る

 北九州高専に入学、早速、修行とばかりにアルバイトを物色、「自分はサービス系人間」と考え、接客やチームワークでやる仕事として、日本マクドナルドを選びます。当時の日本企業と違い、マニュアルに基づくマネジメントということに興味を持ったとのこと、システム発想が見て取れます。実際に働いてみると、作業手順書が完備されており、そのとおり行うと仕事ができるようになる、能力が上がっていくことに感動するとともに、それに見合って時給が上がる仕組み・・・。
高専の5年間をマックで過ごすことになります。

「不」を事業化、日本初の宅配クリーニングを起業

 先達は、平成5年、23歳で起業します。サラリーマン時代、スーツのクリーニングで不便を感じ「クリーニング屋がスーツをとりにきてくれたら」との思いが起点だそうです。当時も宅配はありましたが御用聞きの域を出ない状態で、ピザの宅配のようにユーザーの電話から希望の時間に宅配する本格的システムは日本初です。「不」を見つけ出し、既存のものに新しい要素を組み入れて並べ直し新しいビジネスを作り出す「焼き直しビジネス」、アイデア発想の原点を感じます。

ファッションメンテナンスでみんなの明日を笑顔に

先達はファッションにも「愛着のあるものを大切に着る」傾向があり、衣服を含めファッションをトータルにメンテナンスする循環型ビジネスに大きなビジネスチャンスがあると看破されます。循環型はリピートを生み、自然に顧客と売り上げを積み上げることになります。次に起こる未来を考え、新たなビジネスを立ち上げるうえで示唆に富む考え方と思います。

「ビジネスの鋳型職人」を自認する真の起業家

先達は、自身を儲かる仕組みを設計し、再現可能なビジネスの鋳型を作り込み、そのビジネスの執行を他人に委ねていく「ビジネスの鋳型職人」だと仰います。

米国の起業の神様、マイケル・E・ガ-バーは、  「ビジネスは人ではない、システムなのだ」とし、起業家には、①夢を見る人②具体化する人③語り部④詳細な作業に落とす人の四つの人格が求められると指摘しています。先達の在り方はこの起業家像に極めて近いと感じました。益々のご活躍をお祈り申しあげます。

同社のHPは http://www.totomorrow.co.jp/

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